カリキュラム
授業科目は「総合日本語」「JLPT対策」「自律学習」の3つです。
すべての科目で評価を行いますが、その中で「総合日本語」にある7つの項目については試験を行い、成績判定をします。
総合日本語
7つの項目を総合的に学びながら、日本語でのコミュニケーション力を高めるとともに、文法や語彙などの知識も深めていきます。
5つの言語活動 | 聞く | 会話をするときの相手の話、テレビや映画の音声、録音した音声、駅のアナウンスなど、様々なものを聞く力を身につけます。 | |
読む | メニューやお知らせなどから情報を読み取ったり、メールの文章を読んだり、新聞記事を読んだり。短い文章から徐々に長い文章を読み取ることができるよう学習を進めます。 | ||
話す | やり取り | ゆっくりとした日常会話で自分のほしい情報を得ることから始め、上級ではディスカッションやディベートなど、難しいテーマで議論したり交渉したりできるような力をつけていきます。 | |
発表 | 簡単な自己紹介など自分について述べることから、話す順番を考えてわかりやすく説明したり、理由のある意見を言ったりできるようになることを目指します。授業ではスピーチはもちろん、プレゼンテーションなどもしていきます。 | ||
書く | 鉛筆で紙に書くことはもちろんですが、携帯電話でメッセージを送ったり、パソコンに文字を入力することも含めて、実用的に書く力を身につけていきます。簡単なやり取りから、論理的な意見文まで、様々な文章を書く力を養います。 | ||
言語知識 | 文字語彙 | 接触場面から漢字を学び、その意味もセットで漢字や語彙力をつけていきます。漢字や語彙の覚え方もクラスメイトとシェアしながら楽しく使えるようになることを目指します。 | |
文法 | メインテキストで行動目標ごとに学んだ文法知識を体系的に復習したり、予習として知識を学んだりする時間です。知識を整理しながら学習を進めていきます。 |
JLPT対策

4月学期(初級を除く)と10月学期に、JLPTの試験を受けるための対策授業をします。
JLPTの出題形式に慣れて、制限時間内に問題を解けるようになること、試験問題を解くコツをつかんで、ポイントを押さえながら問題が解けるようになることを目指します。最後の回では模擬試験も行います。
自律学習
自己管理能力を高め、自律した学習者として能動的に学ぶ力を身につけるために、学習計画など自分自身を振り返る時間があります。
毎学期4回程度の自律学習の時間では、ポートフォリオを通して自分を見つめなおしたり、学習方法を見直したり、PDCAサイクルやOODAループなどの手法も取り入れながら、課題解決のための思考の過程を養います。
